先日のドイツ語の話。
友達と編み物の話をしていたとき、「去年は何編んだの?」と聞かれて、「Muetze(帽子)と
Schale(マフラー:複数形で言ったつもり)だよ」と言ったら、
その場にいた全員オーストリア人が
Schaleはおかしいと言い始め、
Schaleは
辞書より
Schale:①鉢、深皿、皿
②(平たい)茶碗、カップ
の意味でしか聞いたことない。マフラー単数は
Schalで複数になるとSchal
sじゃないのか!?と全員で討論に。
でもドイツ語は、複数形は単語の最後に-n,-e,-er,-s もしくは単語の途中のa,o,uがウムラウトになる、複数形でも変化なしなど単語によって複数形の変化が違うので、膨大な単語をいちいち覚えるのはかなりめんどう。最初のうちは辞書を見て覚えていたけど、だんだんこつをつかんできたので、辞書で確かめずになんとなくたぶんこんなかんじになるんじゃないか?という単語でてきとーに話していたらこんなことになったわけです。
でもSchalの複数形だと-eがつきそだけどね。誰かこの気持ちわかってくれる人はいないかな。
ドイツ語が母国語の人でも、辞書見て覚えてるわけじゃなくて、耳で聞いて覚えてるから「絶対こうだ!」とは言えなくて、みんなで結局いろんな辞書で調べました。
すると、ほとんどの場合はSchal
sなんだけど、まれにSchal
eとも言うらしい。よかった。間違ってなかった。でもみんなが聞いたことない単語は使わないのがいいでしょう。
いくら辞書で調べて、正しいとわかっても、みんなが間違ってるとおもってるってことは、
「何編んだの?」
「帽子とお椀だよ」
ってことにされちゃうってこと。きけん きけん。