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これから

来学期からなんとフルート・トラベルソ専攻です。ひき続きコンセルだけど科が変わります。今度は「古楽器科」

まさか自分が古楽器科専攻になるなんて1週間前までは思いませんでした。
2年前にあるセミナーでトラベルソに出会って、興味を持ち、現代フルート(←変なかんじw)専攻でもトラベルソフルートを副科でとれると知って、それから2週間に1度30分のレッスンを受けていました。本当に趣味で、レッスンのある前日にいっそいでロングトーンして、2段しかないエチュードを2曲さらって、レッスンでは先生とデュエットの曲。そんなかんじで2年間やっていたので、入試を受けるなんて思ってもみなかった。
トラベルソと現代フルート(←変な感じw ってしつこい)の大きな違いは、なんといってもHz 音程の差? 現代フルートはだいたい442Hzですが、このフルートは415Hz(だっけか?あんまり自信ない)なので、実際吹いている音と聴こえる音は半音違うことになります。だから ド~ って吹いても 聴こえてるのは シ~。だからドレミファソーーーって続けて吹くのはできても ドーソード みたいに間のインターバルが大きいのは頭が混乱して、シーに聴こえてるけど、実際はドーの音で、でも次はソーだから、運指は・・・これ? みたいなかんじにすごっく考えて吹いてたのでなかなか満足にロングトーンもできないし、コレばかりは絶対音感を持っている限りなれるは難しい。さらに、現代フルートと違う点はいっぱいあって、身体的につらいのは、楽器を左手だけで支えなければならないこと。長時間吹くと腱鞘炎になりそうです。あと手が小さい私には全部の穴をふさぐのもちょっと大変。他にもいろいろありますが、この3つはもっとも現代フルートと違うところ。あーもちろん運指もぜんぜん違います。
 
前回のレッスンの時ふとしたとこで、トラベルソの先生に入試を受けてみないかと誘われて、決意したのが、Master試験後。とっくに入試申し込みは過ぎていましたが、特別に許可してもらい受けることができました。申し込みは学生課で書類を書いて提出するんですが、それがちょうど1週間前。書類には「試験で吹く曲」の記入欄がありましたが決まってなかったので、これまた急いで先生が簡単な曲を見繕ってきてくれてすぐその場できめて、初見でレッスン、そして1週間自主練して今日に至りました。

すごく横暴な感じ。だけど受かったからいいや。でも実際やっぱりぎりぎりだった。トラベルソはもちろんだけど、音楽理論の試験が・・・対位法って何ってかんじ。日本でもここでもまともに勉強してなかたので、こればかりはあせりました。でも聴音の成績は1番だったらしい。聴音に救われた~~。聴音さまさま。ありがとう。

ということでトラベルソもふけるフルーティスト目指してしばらくがんばります!
by rinko-lily | 2009-06-23 04:38